設計・定着 ・ 約6分

AI研修は何回やるべきか|1回で終わらせない設計

1日詰め込む研修より、間隔をあけて複数回に分けたほうが定着します。理由は実務で試す時間が挟まるためです。2回・3回に分ける場合の間隔と、それぞれで扱う内容の配分を示します。

まず結論

2〜3回に分け、間を2〜4週間あけるのが最も定着します

1日に詰め込む研修より、間隔をあけた複数回のほうが定着します。理由は単純で、実務で試す時間が挟まるためです。2回目を「うまくいかなかったことの持ち寄り」にすると、演習が具体的になり、質問も出ます。助成金を使う場合も、合計10時間以上あれば分割は問題ありません

1日集中と分割の比較

1日集中(6時間)3回分割(各4時間)
実訓練時間6時間(助成金の要件を満たさない)12時間
実務で試す機会研修後のみ回の間に2回
質問の具体性抽象的実務の詰まりが出る
現場の負荷1日拘束分散する
日程調整1回で済む3回分必要

回ごとの内容配分

内容宿題
1回目仕組みの理解/情報の取り扱い/基本のプロンプト演習自分の業務で3回使ってみる
2回目うまくいかなかった例の持ち寄り/改善演習改善した型を1つ完成させる
3回目部門ごとの型の共有/定着の仕組みづくり
2回目の「うまくいかなかった例」が最も価値があります。 成功例より失敗例のほうが学びが大きく、他の受講者も同じところで詰まっているためです。

間隔の決め方

  • 短すぎる(1週間以内) — 実務で試す時間がない
  • ちょうどよい(2〜4週間) — 試す時間があり、内容も覚えている
  • 長すぎる(2か月以上) — 1回目の内容を忘れている

助成金を使う場合の注意

  1. 計画届に全日程を記載する — 後から追加すると変更届が必要です
  2. 合計10時間以上 — 各回の合計で判定されます
  3. 各回の受講記録を残す — 1回でも欠席するとその人の時間が不足します
  4. 補講日を設定しておく — 欠席者への対応を計画に含めます

時間の数え方は10時間の数え方、計画届の書き方は記載例をご覧ください。

年間での考え方

初年度に3回、以降は年1〜2回のフォローという設計が一般的です。

時期内容
初年度基礎3回(全社)+部門別
2年目アップデート研修1回+新入社員向け
3年目以降社内講師による随時実施+外部の最新情報1回

内製化の進め方は社内講師の育て方、定着の仕組みは使われ続ける会社の共通点にまとめています。


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よくある質問

この記事に関するよくある質問

研修は何回に分けるのが効果的ですか?

2〜3回です。1回目で基礎、2〜4週間あけて2回目で実務課題の持ち寄り、という設計が定着しやすい形です。

間隔はどれくらいあけるべきですか?

2〜4週間です。短すぎると実務で試す時間がなく、長すぎると1回目の内容を忘れます。

分割すると助成金の要件に影響しますか?

合計で10時間以上あれば問題ありません。ただし計画届には全日程を記載する必要があります。

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