助成金 ・ 約6分

AI研修の助成金は誰が対象になるか|役員・パート・入社直後の扱い

助成金の対象は「雇用保険の被保険者」です。役員・個人事業主・入社直後の社員・パート・派遣・出向者は扱いが分かれます。対象外の人を計画に入れると支給額が減るため、事前に確認すべき区分を整理しました。

まず結論

対象は雇用保険の被保険者です。役員は原則として対象外です

人材開発支援助成金の対象になるのは雇用保険の被保険者だけです。役員・個人事業主本人は原則対象外、パート・アルバイトは被保険者であれば対象になります。対象外の人を計画に含めると、その人数分の助成が受けられません。計画届を出す前に全員の加入状況を確認してください。

立場ごとの扱い

立場対象判断のポイント
正社員対象雇用保険に加入していること
パート・アルバイト条件つき対象週20時間以上など加入要件を満たしていれば対象
契約社員対象被保険者であること。コースにより雇用期間の要件あり
役員原則対象外使用人兼務役員で被保険者なら対象になり得る
個人事業主本人対象外被保険者ではないため
派遣社員受入先では対象外派遣元の被保険者。派遣元が申請主体になる
出向者要確認どちらの事業所の被保険者かで判断
役員を研修に参加させること自体は問題ありません。 助成金の対象人数に含めないだけです。経営層が研修に出ることは定着の面で有効なので、対象外だからと外す必要はありません。

使用人兼務役員の扱い

取締役でありながら部長など従業員としての立場も持つ場合、雇用保険の被保険者になっていれば対象になり得ます。

  • 判断は雇用保険の加入状況が基準です
  • 加入しているかは、雇用保険被保険者資格取得等確認通知書で確認できます
  • 迷う場合は労働局に事前確認してください

入社直後の社員

雇用保険に加入していれば、入社直後でも対象になります。ただしコースによっては雇用期間の要件があります。

また、訓練期間中に退職した場合の扱いも確認が必要です。訓練を修了していない受講者は対象から外れるため、支給額が減ります。

確認の手順

  1. 受講予定者のリストを作る — 氏名・所属・雇用形態
  2. 雇用保険の加入状況を照合する — 給与システムまたは労働保険の申告書類で確認
  3. 対象外の人を特定する — 役員、週20時間未満のパートなど
  4. 計画届には対象者のみ記載する — 対象外の人も参加させる場合、その旨を整理しておく
事業所として雇用保険適用事業所であることも前提です。 従業員を雇用していれば通常は適用事業所ですが、設立直後などで手続きが済んでいない場合は先に整備が必要です。

受講者の選び方(助成金以外の観点)

対象要件を満たしたうえで、誰を受講させるかは成果に直結します。

  • 管理職を先に入れる — 上長が理解していないと現場で使われません(管理職向け
  • レベル差が大きい場合はクラスを分ける — 同じ場だと質問できなくなります
  • 実際に業務で使う人を優先する — 「とりあえず全員」は定着率が下がります

選び方の詳細は誰から研修するかにまとめています。手続き全体の流れははじめて使う会社の進め方をご覧ください。


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よくある質問

この記事に関するよくある質問

役員はAI研修の助成金の対象になりますか?

原則として対象外です。雇用保険の被保険者でないためです。ただし使用人兼務役員で被保険者になっている場合は対象になり得ます。

パート・アルバイトは対象ですか?

雇用保険の被保険者であれば対象です。週20時間未満などで被保険者になっていない場合は対象外です。

入社したばかりの社員も対象になりますか?

雇用保険に加入していれば対象です。ただしコースによっては雇用期間の要件があるため、事前に確認してください。

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