助成金 ・ 約8分

はじめてAI研修の助成金を使う会社の進め方

労働局への相談から入金まで、はじめての会社が迷わないよう時系列で整理しました。誰が動くのか、社労士に頼むべきか、社内で用意しておく書類は何かまで、最初の一歩から具体的に説明します。

まず結論

最初にやるのは労働局への電話です。研修会社選びより先です

はじめて助成金を使う場合、研修内容を決める前に管轄の労働局へ相談するのが正解です。要件の解釈は局によって細部が異なり、後から「対象外でした」となるのを防げます。全体は相談 → 計画届 → 実施 → 支給申請 → 入金の5段階で、着手から入金まで半年程度かかります。

全体の流れ

段階やること期間の目安
1. 相談管轄労働局に電話。コースの適用可否を確認1日
2. 設計研修会社を決め、カリキュラムと見積りを確定2〜4週間
3. 計画届訓練実施計画届を作成・提出2週間+受理待ち
4. 実施訓練を実施(10時間以上)・記録を残す1〜2か月
5. 支給申請終了翌日から2か月以内に申請2〜4週間
6. 入金審査を経て振込2〜4か月
計画届は訓練開始の1か月前までです。 ここが最も外しやすい期限です。研修日程を決める前に、計画届の提出時期から逆算してください。

ステップ1:労働局への相談

電話で伝えるべきことは4つです。

  1. AI・生成AIに関する研修を実施したいこと
  2. 対象者の人数と雇用形態
  3. 想定している訓練時間
  4. 事業展開やDX推進との関係(該当する場合)

ここで「どのコースが使えそうか」の目安が得られます。ハローワークではなく都道府県労働局が窓口です。

ステップ2:社内で用意するもの

書類どこから
受講予定者のリスト人事部門。雇用保険の加入状況を併記
雇用保険適用事業所番号労働保険関係の書類
就業規則総務部門。訓練の位置づけ確認に使う場合あり
研修の見積書研修会社。内訳が分かる形で
カリキュラム・時間割研修会社。時間単位の粒度で

対象者の範囲は役員・パートの扱いで確認してください。

ステップ3:社労士に頼むかどうか

自社申請も可能ですが、初回は依頼する企業が多い領域です。

  • 報酬の相場 — 受給額の10〜20%程度
  • 依頼するメリット — 要件の読み違いを防げる。書類作成の負荷が減る
  • 自社でやる場合 — 労働局の窓口相談を活用すれば可能。ただし担当者の工数は必要
社労士に依頼しても、提出内容の責任は事業主にあります。 記載内容は必ず自社で確認してください(不正受給の線引き)。

よくあるつまずき

つまずき回避
計画届が間に合わない研修日程を決める前に逆算する
訓練内容の記載が薄く差し戻し時間割の粒度で書く(記載例
10時間に足りない12時間で設計する
対象外の人を含めた雇用保険の加入状況を事前照合
支給申請の期限切れ訓練終了日をカレンダーに入れ、2か月前倒しで準備

当社では、計画届に転記できる粒度のカリキュラム表をお出ししています。助成対象になるかの無料診断無料相談をご利用ください。最終年度のスケジュールは2027年3月までの逆算表をご覧ください。


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よくある質問

この記事に関するよくある質問

助成金の申請は社労士に頼むべきですか?

自社でも可能ですが、書類の量と要件の細かさから社労士に依頼する企業が多いです。報酬は受給額の10〜20%が相場です。

まず何から始めればいいですか?

研修内容を仮決めしたうえで、管轄の労働局に相談してください。要件の解釈は局によって細部が異なることがあります。

雇用保険に未加入の社員がいる場合は?

その社員は対象外です。また事業所として雇用保険適用事業所であることが前提になります。

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