対象者別 ・ 約7分
DX推進担当者が最初にやるべきAIの社内展開
ツール選定から始めると失敗します。まず現場の業務時間を測り、効果が出る工程を1つ選んで小さく成功させる。その事例を社内に見せてから広げる——順番を守った展開の進め方を解説します。
まず結論
ツール選定から始めると失敗します。まず業務時間を測ってください
DX担当が最初にやるべきは業務の実測です。どの工程に何時間かかっているかを把握せずにツールを選ぶと、効果の出ない領域に投資することになります。順番は実測 → 効果が出る工程を1つ選ぶ → 小さく成功させる → 事例を見せてから広げるです。
進める順番
| 順 | やること | 期間 |
|---|---|---|
| 1 | 対象部門の業務時間を実測する | 2週間 |
| 2 | 効果が出そうな工程を1つ選ぶ | 1週間 |
| 3 | 少人数で試す(5〜10名) | 1か月 |
| 4 | 削減時間を測り、事例をまとめる | 2週間 |
| 5 | 事例を見せて全社展開の合意を取る | — |
3を飛ばして全社展開すると、失敗したときに撤退できません。 小さく試して事例を作ることが、全社展開の説得材料になります。
実測の方法
全業務を測ろうとすると続きません。3〜5個の業務に絞ります。
- 対象者に「この作業に何分かかったか」を記録してもらう
- 2週間続ける(1週間だと偏りが出ます)
- 自己申告で構いません。傾向がつかめれば十分です
現場の抵抗への対応
| よくある反応 | 実際の懸念 | 対応 |
|---|---|---|
| 「忙しくて時間がない」 | 作業が増えると思っている | 減らすのが目的だと実測データで示す |
| 「うちの業務では使えない」 | 使い方が想像できていない | 具体的な工程を1つ挙げて試してもらう |
| 「品質が落ちる」 | 丸投げすると思っている | 下書きとして使い人が確認する運用を示す |
| 「仕事がなくなる」 | 雇用への不安 | 目的を明示する(告知の書き方) |
DX担当が整えるもの
- 利用ガイドライン — 法務・情シスと連携(7項目)
- ツールの選定と契約 — 法人プランで(選び方)
- 研修の設計 — 業務棚卸しから逆算
- 効果測定の仕組み — 研修前に測る(測り方)
- 経営層への報告 — 四半期ごと(報告資料)
やりがちな失敗
- ツールを配って終わりにする(使い方の教育がない)
- 全社一斉に展開する(失敗したときに戻せない)
- 効果を測らない(次年度の予算がつかない)
- 情シスに丸投げする(業務の文脈が抜ける)
全体の設計は研修の設計手順、DX担当向けの詳細はDX推進担当向けをご覧ください。
AI研修のご相談。対象者・業種・使うツールに合わせたカリキュラムと概算費用、助成金で最大75%OFFにできるかまで無料でお出しします。 無料相談はこちら →
よくある質問
この記事に関するよくある質問
DX担当は何から始めるべきですか?
ツール選定ではなく業務の実測です。どの工程に何時間かかっているかを把握してから、効果が出る領域を選びます。
全社展開はいつすべきですか?
小さな成功事例が1つできてからです。事例なしの全社展開は「やらされ感」で止まります。
現場の抵抗にどう対応しますか?
仕事が増えるという不安が大半です。減らす目的であることを、実測データで示してください。
まずは「うちの場合いくら・何を学ぶ?」を無料で。
対象者・人数・使いたいAIツールをうかがい、最適なカリキュラムと概算費用、助成金で最大75%OFFにできるかまで無料でお出しします。しつこい営業はしません。